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2011年12月 6日 (火)

続・その後のキアシナガバチ

8月末にアラカシの葉に集まっているのを見つけ、その一ヵ月後にもほぼ同じ個体数を保っていたキアシナガバチの集団です。

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最初に見た時から3ヶ月経って、とうとう3匹だけになってしまいました。すべてメスです。おそらくオスたちは冬を前にして死んでしまい、他のメスはもっと適切な越冬場所を求めて散って行ったものと思われます。この3匹はいつまでこんなところにしがみついているんでしょうか。自宅の庭でもないので、毎日見に来るわけにいかないのが残念です。

(2011年11月28日・明石公園)

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コメント

こんばんわー。
形では特徴が見つからないトビコバチですよね。触角が少しコンパクトなので雌だと思うのですが、大図鑑の中には見つけられませんでした。長めの柄節に鱗片があるのは珍しいような・・・・。寄主が絞られると、トビコバチの所属に見当がつくこともありそうですが。

投稿: ezo-aphid | 2011年12月 7日 (水) 19時19分

ezo-aphidさん、こんばんは。
12月7日の「トビコバチ科の一種」へのコメントですね。
やはり大図鑑には見当たりませんか。
トビコバチ科に関しては多数の種が精細な図で説明されているので、この中に似た種があれば判りやすいのですが。寄主については全く見当がつきません。

投稿: おちゃたてむし | 2011年12月 7日 (水) 20時36分

こんばんは。
私も定期的に観察していましたが、余りの変化のなさに暫く放置しておりましたら同じように雌ばかり
10匹ほどに減っていました。(11月25日確認)この記事を見て再度、確認しようとカメラを持ちベランダに出ますと
既に越冬場所に出かけたようです。また営巣組は11月中頃まで1匹、残っていましたが早々に居なくなりました。

動きは鈍そうだったので、そんなに遠くまで行ってないと思うのですが。

投稿: BABA | 2011年12月 7日 (水) 21時32分

BABAさん、おはようございます
貴重な情報をありがとうございます。やはりそちらでも同じような経過を辿っていたのですね。
多分この3匹も間もなく姿を消すと思いますが、無事に冬を越せるのでしょうか。
最初に巣を離れたきっかけが何であれ、アシナガバチが巣でもない場所に3ヶ月間も留まっていることがあるとは、今回初めて知りました。

投稿: おちゃたてむし | 2011年12月 8日 (木) 07時57分

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