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2011年12月 2日 (金)

コオニアシブトコバチ

9月初めに同じタイトルで出したものと同種だと思います。今回もう少し鮮明な写真が撮れたので再度掲載します。前の記事では ezo-aphid さんのご尽力でコオニアシブトコバチ Dirhinus(Hontalia) bakeri (Crawford) という種名にたどり着きました。詳しくはそちらの記事のコメントをご覧下さい。各種の中型以上のハエ類に寄生するそうです。

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今回はツバキの幹を歩きまわっていました。幹が白っぽくて滑らかなのでこんな小さな虫でも見つかったわけです。よく見ると何匹もダニがくっついています。体長は前回と同じ約3.3mmです。

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何と言ってもこの頭の形が魅力です。

(2011年11月22日・明石公園)

* 12月2日・追記 *

ezo-aphidさんから、「『コオニ』とするしかありません」とのコメントをいただいたので、タイトルから?印を外しました。また触角の形状から、この個体はメスだそうです。寄主を探索中、だったんでしょうか。

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膜翅目」カテゴリの記事

コメント

触角の第2・3節が細長いので、雌のようです。複眼の毛や、顔面の突起が見えるので「コオニ」とするしかありませんね。ダニがついてるということは、落葉下にでも長時間いたんでしょうか。

投稿: | 2011年12月 2日 (金) 17時44分

↑↑↑↑↑↑ またHN記入忘れ、・・・・初期症状かな?

投稿: ezo-aphid | 2011年12月 2日 (金) 19時12分

ezo-aphidさん、こんばんは。
やはり「コオニ」で決まりですか。
タイトルから?を取っておきます。
落ち葉の下といえば、この季節に越冬明けでもないでしょうから、羽化して来たのがそんな場所だったのかも知れませんね。

投稿: おちゃたてむし | 2011年12月 2日 (金) 20時44分

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