オリーブアナアキゾウムシ
体長13mmほどの大型のゾウムシです。トウネズミモチの幹のちょっとした割れ目にはまり込んでいました。
種数の多いゾウムシ類もこのくらいの大きさになると選択肢は限られてきます。最初はガロアアナアキゾウムシかと考えたのですが、やや細長い体型と樹の種類からオリーブアナアキゾウムシとしました。
こういう黒っぽい地肌が薄色の毛や鱗粉で覆われている種類は、その剥げ具合によってかなり印象が変わるので、図鑑の標本写真などを見るとちょっと戸惑うことがあります。
この仲間が成虫で越冬するのかどうか知りませんが、もし冬を越すのならもう少し雨風を凌げる場所に移動した方が良さそうですね。
(2011年11月30日・神戸市垂水区 学が丘北公園)
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