クチキコオロギ
コナラの幹に掛けられた樹名札の裏に、3匹のクチキコオロギが隠れていました。
札をそっと持ち上げると慌てて動き回るものの、陰になっていた範囲から外に出ようとはしません。片手で札を支えながら撮影しました。左がオス、他の2匹はメスです。真ん中の小さい方のメスは左後脚がありません。
オスはこの短い翅でちゃんと鳴くそうですが、まだ聞いたことがありません。もっとも、聞いてもそれと認識していないだけかも知れませんが。
オスの顔です。
このコオロギは一世代をおえるのに2年かかるそうで、冬に朽木の樹皮下を探すと成虫と幼虫がともに見つかります(こちら)。冬以外にはまだ見たことがありません。
(2011年11月30日・神戸市垂水区 学が丘北公園)
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