ウスイロチャタテ科の一種(Ectopsocus sp.)(改題)
引き続きアオギリの落ち葉の住人です。
そらさんのブログに登場したマドチャタテ科の一種によく似ています。翅脈がちょっと違いますが、基本的な構造は同じように見えるので同科ではないかと思っています。体長約2mm、翅端まで約2.8mmです。
(2011年12月5日・神戸市須磨区・奥須磨公園)
* 12月19日・追記とタイトル変更 *
psocodea さんより、この種はウスイロチャタテ科の Ectopsocus 属であるとのコメントをいただきました。タイトルを「マドチャタテ科の一種?」から表記のように変更しました。
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コメント
これはウスイロチャタテ科の Ectopsocus 属の種です.どちらも前翅に areola postica と呼ばれる室を欠く点で良く似ており,かつて一緒の科にまとめられていたこともありますが,現在は別の科として扱われています.マドチャタテが樹皮や岩の表面に多いのに対し,ウスイロチャタテは枯れ葉を好み,家屋内でも割と良く見られます.
投稿: psocodea | 2011年12月19日 (月) 09時32分
psocodeaさん、こんばんは。
今回も外れましたか。でも翅脈が似ているとのことで少し安心しました。
マドチャタテの居場所についてそらさんの記事にコメントされていたのも読んでいましたが、冬場は落ち葉に潜ることもあるんだろうと解釈していました。
タイトルを訂正しておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2011年12月19日 (月) 20時58分