トビムシ3種
落ち葉の下やケヤキの樹皮下で見つけたトビムシです。
トゲトビムシ科の一種です。ネズミの尻尾みたいな触角はあまり昆虫らしくありません。見つけたときは先をくるくる巻いていたのですが、撮る前に真っ直ぐ伸ばしてしまいました。左右で長さが違いますが、短い方はやや細くて根元付近に節があり、先端も途中で 切れたふうには見えません。一度根元付近で切れたのが再生したんでしょうか。体長3.3mmほどで、落ち葉めくりで見つけました。
こちらも落ち葉の間から。やはりトゲトビムシ科でしょうか。体長は体を伸ばしても1.6mmくらいでしょう。体は銀白色の鱗片の覆われています。
ケヤキの樹皮下にいたアヤトビムシ科の一種です。下の2枚は1枚目の左の個体で、体長約2.8mmです。
(2011年12月29日・神戸市須磨区 奥須磨公園)
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コメント
何トビムシかは分からないのですが、このような細長いタイプのトビムシの
触角の長さは異なるものが多いことを私も経験しており、不思議に思っていました。
節の数がちぎれているわけでもないのに、異なることもあります。
投稿: tukik | 2012年1月15日 (日) 15時39分
tukikさん、こんばんは。
興味深い情報ありがとうございます。
「節の数がちぎれているわけでもないのに」長さが異なるというのは、多分他の目では見られない現象でしょうね。学者さんによっては昆虫には含めないこともあるくらいですから、発生・成長過程に何か大きな違いがあるのかも知れません。ずぶの素人の感想ですが。
投稿: おちゃたてむし | 2012年1月15日 (日) 20時57分