« ヒメコバチ科の一種(Deutereulophus sp.♂)(改題) | トップページ | ヌカカ科の一種 »

2012年1月13日 (金)

トビムシ3種

落ち葉の下やケヤキの樹皮下で見つけたトビムシです。

その1.
_dsc5308

_dsc5316
トゲトビムシ科の一種です。ネズミの尻尾みたいな触角はあまり昆虫らしくありません。見つけたときは先をくるくる巻いていたのですが、撮る前に真っ直ぐ伸ばしてしまいました。左右で長さが違いますが、短い方はやや細くて根元付近に節があり、先端も途中で 切れたふうには見えません。一度根元付近で切れたのが再生したんでしょうか。体長3.3mmほどで、落ち葉めくりで見つけました。

その2.
_dsc5241

_dsc5253
こちらも落ち葉の間から。やはりトゲトビムシ科でしょうか。体長は体を伸ばしても1.6mmくらいでしょう。体は銀白色の鱗片の覆われています。

その3.
_dsc5427

_dsc5430

_dsc5439
ケヤキの樹皮下にいたアヤトビムシ科の一種です。下の2枚は1枚目の左の個体で、体長約2.8mmです。

(2011年12月29日・神戸市須磨区 奥須磨公園)




|

« ヒメコバチ科の一種(Deutereulophus sp.♂)(改題) | トップページ | ヌカカ科の一種 »

その他の昆虫」カテゴリの記事

コメント

何トビムシかは分からないのですが、このような細長いタイプのトビムシの
触角の長さは異なるものが多いことを私も経験しており、不思議に思っていました。
節の数がちぎれているわけでもないのに、異なることもあります。

投稿: tukik | 2012年1月15日 (日) 15時39分

tukikさん、こんばんは。
興味深い情報ありがとうございます。
「節の数がちぎれているわけでもないのに」長さが異なるというのは、多分他の目では見られない現象でしょうね。学者さんによっては昆虫には含めないこともあるくらいですから、発生・成長過程に何か大きな違いがあるのかも知れません。ずぶの素人の感想ですが。

投稿: おちゃたてむし | 2012年1月15日 (日) 20時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トビムシ3種:

« ヒメコバチ科の一種(Deutereulophus sp.♂)(改題) | トップページ | ヌカカ科の一種 »