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2012年1月 9日 (月)

ホソハナレメイエバエ属の一種(Caricea sp.)(改題)

こんな季節ででもなければほとんど注意を惹かないような地味なハエです。おそらく最普通種でしょう。落ち葉の間から出てきました

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検索表を見ても頭がこんぐらがって来るばかりですが、ハナバエ科が近いのではないかと思います。

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シャッターを切るたびストロボのプリ発光に反応してわずかに跳びあがります。体長3.6mmほどです。

(2011年12月27日・明石公園)

* 1月12日・追記と改題 * 

先に ezo-aphid さんより翅脈から見てイエバエ科ハナレメイエバエ亜科の可能性があるとのご指摘をいただいていましたが、この度 Acleris さんより、ご自身の採集された同種の標本を調べた結果ハナレメイエバエ亜科のホソハナオレイエバエ属の一種 Caricea sp.であったということを教えていただきました。
Acleris さんのブログに標本各部の拡大写真と詳しい判別ポイントが判りやすく解説されていますのでご参照下さい。タイトルを「ハナバエ科の一種」から表記のように変更しました。

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双翅目」カテゴリの記事

コメント

む・・・・、難しいです。
尾端の形からみてこれは雄のようです。保育社の昆虫図鑑でいうβ翅脈(MNDではA1+CuA2脈)が翅端まで(かなりビミョーですが)届いていない、と見ました。となると、ハナレメイエバエ亜科に行くのですが、6属のうちのどこに行くものか判りません。翅端に届いてるとハナバエ科になりますが、雄の複眼が頭幅の1/3ほど離れるものがやはり6属あります。小楯板の裏側(下面)が有毛ならハナバエ科だそうですが、標本が無いと判りません。とりあえず表題はこのままで・・・・。

投稿: ezo-aphid | 2012年1月10日 (火) 17時24分

ezo-aphidさん、おはようございます。
「双翅目の科の検索表」を見てA1+CuA2脈については気になっていたのですが、他のカットを調べてももう一つはっきりしません。正面像を撮っていないのでこれもはっきりしませんが、顔面の感じがハナバエ科に近いような・・・ということでとりあえずこちらにしてみました。ほんとに、こんなどこにでもいるような種が難しいんですね。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2012年1月11日 (水) 08時31分

またまた、見たことがあると思ってここに来たのですが
腹部の色がオレンジっぽいのと大きさが4.5ミリ程あるんですよね。
しかし、フラッシュに反応するのは、まったく同じでした。(^^ゞ

投稿: ジャワカ零 | 2012年1月11日 (水) 13時08分

ジャワカ零さん、こんばんは。
お写真拝見しました。翅を持ち上げた格好がほんとによく似ていますね。
ハエの仲間は、同じ大きさのハチに比べるとフラッシュに敏感なものが多いですね。暑い季節のアシナガバエなどは(プリ発光を使うと)何度シャッターを切っても写っていないことがあって難儀します。

投稿: おちゃたてむし | 2012年1月11日 (水) 20時50分

コンニチワ。
同種と思われるものを標本にしていたのを思い出したので、検索してみました。
ホソハナレメイエバエ属の1種Caricea sp. の様です。
ついでに拙ブログで記事にしてみました。
お暇なときに見ていただけると幸いです。

投稿: Acleris | 2012年1月12日 (木) 00時27分

Aclerisさん、おはようございます。
ezo-aphidさんの翅脈からの予想が当たっていたんですね。
早速記事と標本写真拝見しました。
私の撮った写真を別カットを含めて細かく調べましたが、胸部側面や中・後脚脛節の剛毛など、確認できる範囲ではAclerisさんの標本画像と細かい点までぴたりと一致しす。同種なら当然かもしれませんが、ちょっと感動しました。
私にはまだ検索表を利用する知識がありませんが、ぼちぼち勉強していきたいと思っています。タイトルを直しておきます。ありがとうございました。


投稿: おちゃたてむし | 2012年1月12日 (木) 08時56分

わ、Aclerisさん、有難うございます。
なんだか、このサイトのハエのために記事を書いていただいたようで、ご丁寧な解説と図示のおかげで「判ったような気分」になりました。日本のCaricea属には10種以上いるとのことですが、額のV字模様や翅毛など見える限りでは(交尾器は比べられませんが)両者の違いは判らないので、同種かもしれませんね。
「日本のイエバエ科」を持ちあわせていないので、九大目録などを元に舌足らずの説明をしましたが、これでイエバエ科の難しさと現状、概要の一端も判ったように思います。また、よろしくお願いします。

投稿: ezo-aphid | 2012年1月12日 (木) 09時00分

ezo-aphidさん、こんばんは。
やっぱりハナレメイエバエ亜科でしたね。
たまたまAclerisさんが採集しておられて、しかもこの記事を目にとめて下さったのは大変幸運でした。私の場合こんなハエはどれも同じように見えるので当てになりませんが、Aclerisさんも普通に見かけるハエだと書いておられるので多分このあたりではどこにでもいるハエなのでしょう。専門的な検索表にはついていけませんが、せめて科の見当くらいつくようになればいいのですが・・・。まだまだですね。

投稿: おちゃたてむし | 2012年1月12日 (木) 20時28分

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