« タマバチヤドリトビコバチ(タマバチトビコバチ)の雌雄?(改題) | トップページ | ムラサキトビムシ科の一種 »

2012年2月24日 (金)

コナチャタテ科Embidopsocus属の一種

アキニレの樹皮下にいたコナチャタテ科の一種です。昨年冬に掲載してPsocodeaさんからEmbidopsocus属の一種と教えていただいたものと撮影場所も同じで、同種だと思います。

_dsc09142

_dsc09062
体長1.7mmくらいの成虫です。寒くても元気で足早に逃げ回りますが、樹皮下に棲むせいか非常に扁平な体つきをしているので、真上から撮るぶんには高倍率撮影に都合の良い虫です。

_dsc09462

_dsc09412_2
幼虫もたくさんいました。同じ場所にはコナチャタテ科の別種もいるようですが、形を見ると上の成虫と同種と考えて間違いなさそうです。白っぽいのは別に脱皮直後だからというわけではなく、濃い褐色に変わるのは成虫になってからのようです。撮影倍率は成虫の1枚目と同じで、体長は上の小さいのが1mm足らず、下のが1.3mm強です。

(2012.02.09・明石公園)


|

« タマバチヤドリトビコバチ(タマバチトビコバチ)の雌雄?(改題) | トップページ | ムラサキトビムシ科の一種 »

チャタテムシ目」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、

無事復活されたようで、先ずはおめでとうございます(^^)。
こう言う顔だったら、一度は撮って見たい顔ですが、そう言うのに限ってなかなか会えてません。
でも、他のブログで登場したのは意外なときに出会う事もあるので、樹皮の下も要注意ですね!
ただ、動き回るとなるとチョッと問題有りです(^^;。

投稿: そら | 2012年2月24日 (金) 18時29分

そらさん、ありがとうございます。
ブログも2年を過ぎると日課になってしまって、一週間投稿できないと焦ってきますね。
このEmbidopsocusはほぼ一年を通して同じ木で見られます。突然頭上の屋根を持って行かれるとあたふたと逃げ回りますが、よほど寒い日なら動かないこともあるかも知れません。またちょっとした窪みにしばらく落ち着くこともあるので、一度探してみてください。

投稿: おちゃたてむし | 2012年2月24日 (金) 21時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: コナチャタテ科Embidopsocus属の一種:

« タマバチヤドリトビコバチ(タマバチトビコバチ)の雌雄?(改題) | トップページ | ムラサキトビムシ科の一種 »