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2012年2月28日 (火)

ヒメコバチ科の一種(?Elachertus 雌)(改題)

アオキの葉裏にいたヒメコバチです。

_dsc12712

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体長約3mmで、翅に薄く色がついているようです。胸部背面の構造は
Euplectromorpha属に似ているように思いますが、違うかも知れません。

(2012.02.16・学が丘北公園)

* 2012.03.06・追記とタイトル変更 *

ezo-aphidさんから、上條先生のコメントをいただきましたのでそのまま転載します。()内はezo-aphidさんの追記です。
「初めて見る種です。Elachertus か、その近縁属ですので [ ?Elachertus 雌 ] としておきます。なお、Euplectromorpha属(およびPlatyplectrus属、Euplectus属)は Euplectrini 族(という別族)に入り、この族の特徴は後脚脛節先端に、非常に長い「距」"spur"(=ふ節第1節より長い)があることです。 」
興味のある方は過去の記事の
ElachertusEuplectromorphaEuplectusと見比べていただければと思います。タイトルに「?Elachertus 雌を加えました。

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コメント

お待たせしました。先生から次のようなコメントを頂きましたので、( )書きを追記しました。「初めて見る種です。Elachertus か、その近縁属ですので [ ?Elachertus 雌 ] としておきます。なお、Euplectromorpha属(およびPlatyplectrus属、Euplectus属)は Euplectrini 族(という別族)に入り、この族の特徴は後脚脛節先端に、非常に長い「距」"spur"(=ふ節第1節より長い)があることです。 」
このように後脛節がきれいに写ってる場合には、判別に使える形質ですね。

投稿: ezo-aphid | 2012年3月 5日 (月) 22時20分

ezo-aphidさん、おはようございます。
以前の記事でElachertus属と判定していただいたものが一つだけありましたが、かなり細身の体型だったので今回のものに近い種だとは気が付きませんでした。後脚脛節先端の「距」は、以前のEuplectusやEuplectromorphaの写真を調べて確認しました。小さな虫を撮る時にはどうしても体幹部や翅を優先してピントを合わせているので、脚の先などはピンボケでよく見えない場合が多いのですが、そんな時には大量に残っている「ボツ」写真が結構役に立ちます。
タイトルは「 ?Elachertus 雌 」と変更しておきます。先生によろしくお伝えください。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2012年3月 6日 (火) 09時00分

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