トビコバチの一種
これと似たような雰囲気のトビコバチは以前の記事に何種かまとめて掲載しましたが、これはまた別種だと思います。
この写真ではピントが合っていませんが、小楯板の後部に逆立ったような剛毛が2本見えます。体長約1mm、翅端まで1.3mmとかなり小型です。
同じように黒っぽいトビコバチも背面の彫刻は鱗状だったり鮫肌状だったりと色々です。
お休み中を邪魔されて歩き出してしまいました。
(2012.03.12・明石公園)
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コメント
小楯板の先端側にまとまった長毛を持つのは、CheiloneurusやZaomma、Encyrtus属などに絞られるのでいい特徴なのですが・・・・。大図鑑には「・・・・・・フサトビコバチ」という和名に表現されていますが、画像のような種は見つかりませんねー。
投稿: ezo-aphid | 2012年3月22日 (木) 19時35分
ezo-aphidさん、ご検討ありがとうございます。
こんな黒っぽくて地味なトビコバチは以前はどれも同じに見えたのですが、意外にたくさんの種があることを知って驚いています。名前はわからなくても、とりあえず種の違いだけでも分かれば、と思っています。
投稿: おちゃたてむし | 2012年3月23日 (金) 00時11分