キノコバエ科の一種
キノコバエの仲間はこの冬に2度ばかり掲載しています(2011.12.25と2012.02.07)。この、キリの落ち葉の間から出てきたキノコバエはそれらの内のどれかと同種の可能性もありますが、残念ながら翅脈が確認できません。体長は2.8mmほどです。
お尻を持ち上げ頭を枯葉にくっつけたような姿勢はキノコバエの仲間ではお馴染みですが、興味を持ったのはその翅の畳み方です。付け根のあたりでひとひねりして、いわゆる「屋根型」とは逆に翅の前縁が背中側に出るような格好で、しかも腹部よりずっと下に押し下げるようにして畳んでいます。これまで気付かなかっただけかも知れませんが、こんな翅の畳み方は初めて見たような気がします。
(2012.02.16・学が丘北公園)
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