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2012年4月15日 (日)

トゲハネバエ科の一種(改題)

強風の中、アラカシの幹でじっとしていたハエです。

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一昨年の秋に掲載してフッカーSさんにトゲハネバエ科の一種と教えていただいたものと同種のようです。その際フッカーSさんがセンチトゲハネバエやチャバネトゲハネバエを候補として挙げておられたので、その線で検索してみた結果 やはりセンチトゲハネバエOrbellia tokyoensisが有力ではないかと思っています。

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最後に顔写真です。

(2012.04.06・明石公園)

* 2012.04.18・追記とタイトル変更 *

最初「センチトゲハネバエ?」と言うタイトルを掲げていたのですが、ezo-aphidさんより胸部背面の剛毛の特徴から「センチ・・」の属するOrbellia属ではなくTephrochlamys属ではないかとのご指摘をいただきました(詳しくはコメントを)。タイトルを「トゲハネバエ科の一種」と変更します。
 

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コメント

トゲハネバエは、写真では見づらい形質(中脚脛節内側末端の刺毛数、頬の刺毛、胸の部位別の刺毛など)で判別してるので、現物をあちこち眺めないと判らないもののようです。そのためか、ネットで見ても(dipter infoを除き)同定済みのよく判るような写真はほとんどありませんね。
Orbellia属(センチトゲほか)の特徴は、翅前縁のトゲが長く強壮で、背中剛毛(保育社図鑑208頁の図の20)が胸部横線の前方にもあること、(=「屋内害虫の同走法」*の102頁図Ⅰー10でいうと、背中刺毛が横溝前にもあること)などです。*注)ネット検索上では”同定法”ではありません。 一方、Tephrochlamys属(チャバネほか)では、横溝前の背中剛毛(刺毛)がありません。
BABAさん(2012.02.19)、そらさん(2012.04.18)と同様に、このトゲハネバエにも横溝前の背中剛毛が無いので、Tephrochlamys属のうちのひとつなのかもしれない、と思っているものです。やっぱり実物を比較標本と参考書を見ながら調べないと無理のようです。

投稿: ezo-aphid | 2012年4月18日 (水) 13時39分

ezo-aphidさん、こんばんは。
大変詳しい解説をありがとうございます。やはり絵合わせでは間に合わないグループなんですね。
はじめ胸部横線(横溝)がどれなのか分からなくて慌てましたが、念のため別カットも拡大して調べてみました。やはりご指摘のとおり横線前に剛毛は無いようです。「センチトゲハネバエ?」は引っ込めておきます。

投稿: おちゃたてむし | 2012年4月18日 (水) 22時04分

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