« ヒトスジヒゲブトキジラミの羽化 | トップページ | ヒロバトガリエダシャクの幼虫 »

2012年5月25日 (金)

アカスジシロコケガの繭

自分の毛で作った籠状の繭の中に納まっているのはアカスジシロコケガの幼虫です。砂防ダムのコンクリート面で、これから蛹化するところでしょう。

_dsc3939_3

_dsc2612
図鑑の解説文には「体毛を1本づつ抜きとっては糸で綴り合わせ・・・」とありますが、一度その作業をこの目で見たいものです。

次の2枚は2年前に同じ場所で撮ったもので、繭の中ではすでに蛹化が終わっています。
_dsc6903

_dsc6915
蛹の背面に幼虫の色模様がそのまま残っていますが、これは蛹化して日が浅いせいでしょうか。

(1~2枚目:2012.05.10/3~4枚目:2010.06.04・再度谷)

|

« ヒトスジヒゲブトキジラミの羽化 | トップページ | ヒロバトガリエダシャクの幼虫 »

鱗翅目」カテゴリの記事

コメント

おはようございます、おちゃたてむしさん。
日曜に、小菅ヶ谷北公園で撮ったモノと似ているのですが同じ種類でしょうか。
何か変なモノがあると一枚撮っただけでした。アホ丸出し。(´。`)

投稿: ジャワカ零 | 2012年5月25日 (金) 09時20分

ふーむむ、こんな程度でもまゆの役目を果たすのでしょうか。マユの機能って、いったい・・・・・。

投稿: ezo-aphid | 2012年5月25日 (金) 18時01分

ジャワカ零さん、おはようございます。
写真拝見しました。多分同じものでしょうね。
図鑑によるとこのような繭を作る習性はCyana属の特徴の一つ、とあるので、私の撮ったものも含めて同属他種ということも考えられなくはないと思いますが・・・。

投稿: おちゃたてむし | 2012年5月26日 (土) 06時03分

ezo-aphid さん、
確かにこんなにスカスカでは小型の寄生者やヒメバチの長い産卵管には何の防御にもならないように思います。ただ、造繭のために吐く糸の量は最小限で済みますね。

投稿: おちゃたてむし | 2012年5月26日 (土) 06時39分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アカスジシロコケガの繭:

« ヒトスジヒゲブトキジラミの羽化 | トップページ | ヒロバトガリエダシャクの幼虫 »