ヨコバイの幼虫と2種のダニ
2匹のダニを背負ったヨコバイの幼虫です。イヌビワの葉裏にいました。
いずれも種名はわかりませんが、ヨコバイの体長は約2.4mm、ダニは0.6と0.4mmくらいです。大きい方のダニは先月のBABAさんのブログに登場したアリマキタカラダニの一種に似ていて、寄主は違いますが近い仲間ではないかと思っています。小さい方は別種だと思いますが、ひょっとして同種の若齢個体でしょうか。
(2012.06.01・明石市 松陰新田)
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コメント
ダニ類は成虫の脚が8本で、幼虫期は6本ということが多いようです。アリマキタカラダニの成虫は体長2mm程度なので、BABAさんの例と同様にこれも幼虫だと思います。一方、小さい方は脚が8本あり、プロポーションもだいぶ違うので別の科(??カブリダニ)の成虫でしょう。吸血?せずに、単に乗り合わせているようにも見えます。
投稿: ezo-aphid | 2012年6月10日 (日) 14時28分
ezo-aphidさん、こんばんは。
やはり2匹は別種ですか。お恥ずかしいことですが、ダニの脚は生まれた時から8本とばかり思い込んでいました。また小さい方のダニが便乗しているだけという可能性も考えていませんでした。実際に吸血しているかどうかを写真で確かめられるかと期待して、ピント位置の違うカットも何枚か調べてみましたが、小さ過ぎて無理でした。見た感じでは、葉裏でよく葉脈の間や昆虫の卵の陰等に集まっているのがこれに近いような気がします。確かに、ただ乗っかっていただけかも知れませんね。いつも有益なヒントをありがとうございます。
投稿: おちゃたてむし | 2012年6月10日 (日) 21時10分