イヌビワコバチの産卵
昨日イヌビワオナガコバチを出したついでに、今日はイヌビワコバチの産卵の様子です。古い写真ですが、新たに撮り直したいと思いながらまだその機会が巡ってきません。
イヌビワの花嚢の上をうろつくメスのイヌビワオナガコバチです。花嚢の頂部に触角を差し込んで調べていますが、内部には既に先客がいるようで、侵入時に残していった翅が後ろに見えています。
上のメスが去った後花嚢を割ってみると、残した翅の主が産卵中でした。
突然外の光が差し込んだのにもお構いなく、ハチは落ち着いた動作で花嚢内部の雌花に順に産卵管を差し込んでいました。
このイヌビワコバチも、それに寄生すると言われるイヌビワオナガコバチも7月下旬には花嚢内部で羽化を終えているようで、その様子はこちらに掲載しています。
(2005.06.14・明石公園)
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