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2012年6月 8日 (金)

タマゴコバチ科の一種

サクラの葉裏を見上げていて見つけた蛾の卵塊ですが、虫眼鏡で覗くと残念ながら全て抜け殻、と思いきや、その上を極小のハチがうろついていました。

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羽化・脱出したばかりらしいタマゴコバチで、まだ翅が伸びきっていませんが先日BABAさんのブログに登場したものと同種のようです。体長約0.5mm、小さ過ぎてまともな写真が撮れません。

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卵塊の上から立ち去る気配がないので葉ごと室内に持ち込んで放置し、1時間ほどたってから覗いてみるとすでに翅はきれいに伸びていました。いつまでも触角で探りながら卵塊の上を歩いているところを見ると、メスが出てくるのを待っているオスではないかと思うのですが、見た限りでは全ての
卵殻に穴が開いていて待つ甲斐はなさそうです。

(2012.05.31・神戸市中央区)

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膜翅目」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
おおっ、すばらしい絵ですね。卵殻の造形と色目がなんともいえない雰囲気を演出していて良いですね。昨年10月2日に記事にしたタマゴコバチもグシャとした翅でしたが、こんなに見事に張りのある翅になるんですね〜。

投稿: BABA | 2012年6月 8日 (金) 23時40分

おはようございます。
以前カメムシ卵からタマゴクロバチが出てくるのを見たときは、完全に翅が伸びた状態だったのでそれが普通なのかと思っていましたが、タマゴコバチはそうではないようですね。
昨年10月2日のBABAさんの記事の方は、腹部が大きい割りに翅が短いので別種でしょうか。

投稿: おちゃたてむし | 2012年6月 9日 (土) 06時32分

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