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* 2012.11.11・追記とタイトル修正 *
わたなべさんから、「コウラコマユバチ亜科のPhanerotomini族、おそらく触角の感じからしてPhanerotoma属」とのコメントをいただきました。はじめ科名にも自信がなくて?印をつけていたのですが、タイトルを修正して?付きで属名を加えました。
アラカシの枯れ木で産卵していた小型のハチです。 コマユバチの一種ではないかと思いますが、すぐに逃げてしまい翅脈の見える写真が撮れなかったので判断がつきません。体長約3mmです。短くて反り返った産卵管です。(2012.06.18・明石公園)
2012年7月 3日 (火) 膜翅目 | 固定リンク
もちろん所属は判りませんが、いろいろ面白い特徴がありますねー。 腹節がはっきりしていないので、コウラコマユバチ亜科Cheloninaeと同様に腹部は曲がらないのでしょう。腹面には、前掛けのように全面を覆うような板があり、シリアゲコバチの産卵時と同様に、産卵管を支えてるように見えます。尾端は、硬そうな腹節のえぐれ部分から覗いています。硬い枯れ木に産卵となると、寄主は甲虫なんでしょうか(蛾類や双翅目にも「枯れ木食い」がいるそうですが)。
投稿: ezo-aphid | 2012年7月 3日 (火) 18時21分
ezo-aphidさん、こんにちは。 なるほど、そういう特長を見るんですね。Cheloninaeで検索してみると腹部や産卵管まわりの形のよく似たのも出てきました。再度見る機会があればもっと情報の引き出せる写真を撮りたいものです。寄主候補としてはやはりまず甲虫でしょうが、この産卵管ではあまり深く潜っているものには届きそうにありませんね。
投稿: おちゃたてむし | 2012年7月 4日 (水) 16時14分
コウラコマユバチ亜科のPhanerotomini族、おそらく触角の感じからしてPhanerotoma属だと思います。この属はわかりやすいように見えていろいろ分類学的に問題があるようで、写真ではこれ以上はわかりません。
投稿: わたなべ | 2012年11月11日 (日) 03時27分
わたなべさん、 やはりコウラコマユバチ亜科ですか。情報量の少ない写真で、属のレベルまで見当をつけられるとは思いませんでした。早速タイトルを修正しておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2012年11月11日 (日) 07時21分
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コメント
もちろん所属は判りませんが、いろいろ面白い特徴がありますねー。
腹節がはっきりしていないので、コウラコマユバチ亜科Cheloninaeと同様に腹部は曲がらないのでしょう。腹面には、前掛けのように全面を覆うような板があり、シリアゲコバチの産卵時と同様に、産卵管を支えてるように見えます。尾端は、硬そうな腹節のえぐれ部分から覗いています。硬い枯れ木に産卵となると、寄主は甲虫なんでしょうか(蛾類や双翅目にも「枯れ木食い」がいるそうですが)。
投稿: ezo-aphid | 2012年7月 3日 (火) 18時21分
ezo-aphidさん、こんにちは。
なるほど、そういう特長を見るんですね。Cheloninaeで検索してみると腹部や産卵管まわりの形のよく似たのも出てきました。再度見る機会があればもっと情報の引き出せる写真を撮りたいものです。寄主候補としてはやはりまず甲虫でしょうが、この産卵管ではあまり深く潜っているものには届きそうにありませんね。
投稿: おちゃたてむし | 2012年7月 4日 (水) 16時14分
コウラコマユバチ亜科のPhanerotomini族、おそらく触角の感じからしてPhanerotoma属だと思います。この属はわかりやすいように見えていろいろ分類学的に問題があるようで、写真ではこれ以上はわかりません。
投稿: わたなべ | 2012年11月11日 (日) 03時27分
わたなべさん、
やはりコウラコマユバチ亜科ですか。情報量の少ない写真で、属のレベルまで見当をつけられるとは思いませんでした。早速タイトルを修正しておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2012年11月11日 (日) 07時21分