ハキナガミズアブ
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コメント
今日、私も撮りましたが背中からの撮っただけで、オスもいたけれども、こちらはボケボケ(風で揺れた)のみ。
名前を確認する前に、このブログを見たので調べる手間が省けました(^^;。
暑さのせいか、何か虫の数が少ない気もするけど、撮る方の集中力の限界もあるのかな。
投稿: そら | 2012年7月29日 (日) 20時51分
そらさん、こんばんは。
ここ数日の暑さはこたえますね。集中力も忍耐力も持ちません。でも梅雨時に比べて虫の数が少ないのも確かなようです。
私も掲載の前に念のため和名で画像検索したのですが、出てきた中にそらさんの「フォト」の画像もありましたよ。
投稿: おちゃたてむし | 2012年7月29日 (日) 21時58分
おはようございます。
お恥ずかしい、随分前に撮ったきりだったので、スッカリ忘れてしまってました(^^;。
投稿: そら | 2012年7月30日 (月) 10時36分
そらさん、こんばんは。
種のリストもそらさんほど長くなれば無理もないですね。私も過去に撮った虫がよく把握できていません。
投稿: おちゃたてむし | 2012年7月30日 (月) 20時25分
こんばんは、ホントに暑くて昆撮しんどいです。
おまけに、何かムシも少ないし…。
えーと葉木長水虻は、先週の日曜そして昨日も横浜で撮りました。
このアブ図鑑でもこの時期に見られると書かれていますが、私の場合、去年もそうですが7月に限られています。
投稿: ジャワカ零 | 2012年7月30日 (月) 20時29分
ジャワカ零さん、こんばんは。
これだけ晴天猛暑が続くと虫も避暑に行ってしまったんでしょうかね。こちらの根気も続きませんが、相手も少ないようです。
このアブは過去にあまり撮っていないのですが、出現時期は短いようですね。
リンク先の画像はスズキナガハナアブでしょうか。
投稿: おちゃたてむし | 2012年7月30日 (月) 21時09分
不思議な和名だと思ってたのですが、ハキメンガタヒメバチのリストを見て了解できました(タイプ採集地が熊本県八代市泉町葉木)。
hakiensisというのは松村さん記載の4種だけに見られていることから、この地に採集協力者がいたのでしょう。なんとい方なのかは判りませんが。
投稿: ezo-aphid | 2012年7月30日 (月) 21時19分
前に、もう少し詳しく書かれたサイトを見たのですが、チョット出てきません。
『ハキナガミズアブ』
http://www.k3.dion.ne.jp/~bunkyo/shizenshi/gallery/gallery_image/g120619b_okamoto_haki_mizab.html
投稿: ジャワカ零 | 2012年7月30日 (月) 21時35分
>リンク先の画像はスズキナガハナアブでしょうか。
あっ、そうです。
日曜は、ムシは少なかったですが面白いモノも撮れました。
おちゃたてむしさんが先月載せていたシリアゲコバチ♀にも出会えました。
投稿: ジャワカ零 | 2012年7月30日 (月) 21時48分
ezo-aphidさん、おはようございます。
この和名は私も気になっていたのですが、採集地に由来するんですね。
勉強になりました。ありがとうございます。
ジャワカ零さん、おはようございます。
スズキナガハナアブは近所の公園でアラカシなどに産卵しているのをたまに見かけるのですが、ここ3年ばかり目にしていません。
見事な擬態ですね。
投稿: おちゃたてむし | 2012年7月31日 (火) 06時46分
ここで和名調べしたことをすっかり忘れていて、田中川さんとこでも調べてしまいました。さきの推測は間違っているようなので、訂正します。
採集地は熊本県八代市泉町葉木(ハギ)ではなく、八代市坂本町葉木(ハキ)で、松村さんご本人の採集と思います(新日本千虫図解2、ハキイシアブの記述から)。当時の交通では相当に不便と思うのですが、なぜここまで来て採集したのか、謎です。
投稿: ezo-aphid | 2015年1月 5日 (月) 16時45分
ezo-aphidさん、ご丁寧にありがとうございます。
田中川さんの記事も拝見しました。同じ漢字で読み方の違う地名が同じ市内にあるというのは紛らわしいですね。それにしてもezoさんの昆虫自体にとどまらない幅広い好奇心には感心します。
投稿: おちゃたてむし | 2015年1月 5日 (月) 20時50分
お誉め(??)にあずかり恐縮です。 現代人にはどーでもいいことですが・・・、昔話は嫌いじゃないので。
悪のりして探し続けたところ、「台湾昆蟲学史話」(朱耀沂、2013)304頁に、熊本県人・河村英雄という採集協力者が見つかりました。熊本農業学校の卒業生ですが、1912年以前から、松村教授に標本を送って同定依頼していたとのことです。松村教授によってkawamurae, kawamuraiと命名された15種ほどの昆虫群は(原記載をちゃんと確認してませんが)彼の採集によるものでしょう。台湾・韓国で昆虫類を採集しては、研究者などに販売していたようです。
大正時代には熊本ー八代区間の鉄道が開通していたので、松村教授が(?熊本市に)来た際、好採集地として(?郷里の)坂本町葉木に案内したのかもしれません。
投稿: ezo-aphid | 2015年1月 6日 (火) 16時49分
ezo-aphidさん、こんばんは。
「台湾昆蟲学史話」、中国語の大著だそうですが、こんなものまで調べられたとは全く恐れ入ります。これまでに日本の研究者が記載した種がどれくらいの数に上るのか知りませんが、それぞれの来歴を辿ってみればいろいろ面白い逸話も出てくるんでしょうね。「和名と学名で辿る日本昆虫学史」なんて本があれば読んでみたい気がします。
投稿: おちゃたてむし | 2015年1月 6日 (火) 20時30分
浅はかでした。調べるほどに途中経過の推測に誤りが見つかります。かなり丁寧に古書のデータを拾い集めないと全容が判りそうにありません。これ以上は、熊本県の昆虫目録を作成する方々にお任せするのが良さそうです。
1)kawamurae、kawamuraiの学名を持つ種のうち、10種ほどが河村英雄さんの採集によるもので、松村教授のみならず、門下生の太田勇愛・岡本半次郎・石田昌人らによって記載されています。本人が死亡後のIdolothrips kawamurai Ishida,1932が最も遅いものと思います。2)「ハキ」の和名や、hakiensisの学名を持つ熊本県産の昆虫は、松村教授や河村英雄さんの採集によるものでしょう。千虫図解シリーズなどに埋もれたまま、現在の目録には載っていないものがあり、葉木に因む新種はもっと多いようです(ハキサナエ、ハキトガリガなど)3)宮城県人の石田昌人さんは、1905-06年に熊本農業学校の先生で(翌年以降台湾に渡るのですが)、松村教授が(国内採集旅行の途中)1905年10月8日に葉木でセスジカワゲラを採集した際の案内人ではないかと。河村英雄さんは石田昌人さんの生徒だった縁で、北大昆虫学教室に葉木産の昆虫を送ることになったのでしょう。4)葉木はどちらなのか、判らなくなりました:平家の落人部落で有名な五家荘の葉木の方で採集し、世間に広く通用する名として採用したとも考えられます。当時、陸路の奥地まで容易に行けたのか、ハギではなくハキと呼称されていたのか、という疑問が残りますが。5)「昆虫と自然」5(4)に、南川仁博「河村英雄氏の追憶」と言う記事があるそうです。
当時の原記載は、日付・採集者・地名が揃っていないものが多く、困りものです。
投稿: ezo-aphid | 2015年1月 8日 (木) 23時50分
ezo-aphidさん、こんばんは。
更に追求されているんですね。私にはついて行けませんが、調べれば調べるほど奥が深くて病み付きになりそう?
でも確かに、100年前の昆虫学がどんなふうだったのか、興味深いものがあります。こうやって記事に取り上げているような種に関連して、また何か面白いお話を見つけられたら是非ご紹介下さい。
投稿: おちゃたてむし | 2015年1月 9日 (金) 20時23分