クヌギハマルタマフシに産卵するタマバチ
アベマキの葉裏にできた虫こぶに産卵するタマバチは一昨年の秋にも一度出しています。ただし前回の虫こぶは恐らくクヌギハケタマフシで、今回のは色も形も違っていてクヌギハマルタマフシと呼ばれるものだと思います。クヌギハマルタマフシというタマバチが形成するものだそうですが、その虫こぶに産卵するこのハチは単なる居候なのか、それとも家主を殺してしまう悪玉でしょうか。
この虫こぶは葉の表にも裏にもできるようで、タマバチの産卵を見たのは葉裏のものです。大きさは大きい方で5mm弱、タマバチのついている小さい方で約2mmです。
産卵管と一緒に内臓の一部まで引っ張り出されたように見えますが、どういう構造になっているんでしょう。体長1.3mmくらいです。
後から。
宿主の虫こぶの種類は違いますが、前回クヌギハケタマフシに産卵していたタマバチと写真を見る限り違いが見当たらず、同種なのかも知れません。
(2012.08.10・明石公園)
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