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* 2012.08.20・追記とタイトル変更 *
当初マガリケムシヒキとしていたのですが、フッカーSさんのご指摘でマガリケではなくヒサマツムシヒキであることがわかりましたので、タイトルを変更しました。
アオバハゴロモを捕えたマガリケムシヒキ ヒサマツムシヒキです。腹の先を見るとメスですね。このあたりで最も多いムシヒキアブはシオヤアブとこのマガリケムシヒキですが、前者が開けた明るい場所を好むのに大して後者は薄暗い林の中にもよく入ってきます。* この個体はヒサマツムシヒキでした。*(2012.08.08・明石公園)
2012年8月19日 (日) 双翅目 | 固定リンク
こんにちわ。 マガリケムシヒキの出現期は、サイトなどで5~10月などと書かれていますが、少なくとも私の観察する場所ではムシヒキアブ類では最も早い4月頃から飛び始め、8月頃にはすっかり見かけなくなる・・・という印象があります。マガリケムシヒキに次いで順番にサキグロ、ヒサマツ、シロズヒメといった感じで他種が出て来て、意外と複数種がダブっている時が少ないのです。この傾向が他の地域でも当てはまるかどうかは分かりませんが、掲載画像のムシヒキアブを見ると脚の脛節が黒いので、おそらくマガリケムシヒキではないんじゃないかと思われます。メスの交尾器の形状や腹部の色、脚の色、顔の毛の生え方を見る限りでは、ヒサマツムシヒキ(Tolmerus hisamatsui)のように見えました。
投稿: フッカーS | 2012年8月19日 (日) 15時52分
フッカーSさん、おはようございます。 この手のムシヒキでこの場所に居るのはマガリケムシヒキと思い込んでいて、ちゃんと調べていませんでした。確かに違いますね。ご指摘いただいた特徴を「ムシヒキアブ図鑑」などの画像と見比べてみると、おっしゃるようにヒサマツムシヒキで間違いないと思います。タイトルを修正しておきます。いつもありがとうございます。
投稿: おちゃたてむし | 2012年8月20日 (月) 06時32分
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こんにちわ。
マガリケムシヒキの出現期は、サイトなどで5~10月などと書かれていますが、少なくとも私の観察する場所ではムシヒキアブ類では最も早い4月頃から飛び始め、8月頃にはすっかり見かけなくなる・・・という印象があります。マガリケムシヒキに次いで順番にサキグロ、ヒサマツ、シロズヒメといった感じで他種が出て来て、意外と複数種がダブっている時が少ないのです。この傾向が他の地域でも当てはまるかどうかは分かりませんが、掲載画像のムシヒキアブを見ると脚の脛節が黒いので、おそらくマガリケムシヒキではないんじゃないかと思われます。メスの交尾器の形状や腹部の色、脚の色、顔の毛の生え方を見る限りでは、ヒサマツムシヒキ(Tolmerus hisamatsui)のように見えました。
投稿: フッカーS | 2012年8月19日 (日) 15時52分
フッカーSさん、おはようございます。
この手のムシヒキでこの場所に居るのはマガリケムシヒキと思い込んでいて、ちゃんと調べていませんでした。確かに違いますね。ご指摘いただいた特徴を「ムシヒキアブ図鑑」などの画像と見比べてみると、おっしゃるようにヒサマツムシヒキで間違いないと思います。タイトルを修正しておきます。いつもありがとうございます。
投稿: おちゃたてむし | 2012年8月20日 (月) 06時32分