ヒロオビジョウカイモドキの雌雄
サクラの葉裏で向かい合う雌雄のヒロオビジョウカイモドキです。
しばらく見ていると、左のオスがメスに向かって前進後退を繰り返しています。
交尾前の求愛行動なのでしょうが、何度か繰り返していました。
雌雄の触覚のアップです。奇妙な形をしたオスの触角からは何か交尾を促す物質でも出てくるんでしょうか。(オス触角の正面拡大像はこちらにあります。)
(2012.07.31・学が丘北公園)
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コメント
不思議な触角ですね。
バックナンバーのスプーン状突起も見せていただきました。
その先の節が大きな吸盤状になっているのもなにやら怪しげでは?
連続写真の3コマ目では、その吸盤を突き出すようにしていますよね。
これで雌に貼り付くんでしょうか?
でもそれでは交尾できませんよね…
いろいろ楽しませていただいてありがとうございました。
この触角の謎が判明したら、ぜひまた教えてください。
投稿: sizenkansatu | 2012年8月 6日 (月) 22時34分
Sizenkansatuさん、おはようございます。
なるほど、吸盤のような部分を揃えてメスに向けているように見えますね。
ひょっとして、スズムシの誘惑腺みたいなものでしょうか。
でもスズムシと違って、ここから交尾にうつるには体の向きを反転させる必要がありますね。
この後どうなるか見られればよかったのですが、しつこく撮り過ぎて逃げてしまいました。
触角の謎は・・・。多分どなたかが研究されているんでしょうね。
投稿: おちゃたてむし | 2012年8月 7日 (火) 07時27分