フサヤスデの一種
モチノキの幹の上をゆっくり動いていたフサヤスデの一種です。
フサヤスデの仲間としては、ケヤキの樹皮の下で大集団を作るハイイロチビフサヤスデという種を以前に掲載していますが、これはまた別種のようです。体長が3mm強(お尻の白い毛の束を除く)と、こちらの方が大きく、体側面から伸びる剛毛も長い等の違いが認められます。これで成虫なのかどうか分かりませんが、同じ幹にいた多数の個体はどれもほぼ同じ大きさでした。
頭を左右に動かしながらゆっくり移動していて、何かを食べているように見えます。
別個体の横顔です。眼の下に見える赤い触角(?)を幹の表面を探るようにしきりに動かしていました。
(2012.08.21・明石公園)
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