オオウロコチャタテ
ある人からオオウロコチャタテ Stimulopalpus japonicus がたくさんいると教えて貰って、城跡の石垣を探しました。
すぐに見つかりましたが逃げ足の速い奴で、おまけにフラッシュ光にも敏感でプレ発光で跳び退ることもあります。体長(翅端まで)約4mmです。
この種は石の上に多いようですが、ちょうど今頃これとよく似た種を木の幹でたくさん見かけます。(2010.08.23、2011.08.27の記事)最初それがオオウロコチャタテではないかと考えたのですが、体長が約5mmと大きく、見比べると頭部や翅の形、斑紋にも違いがあります。オオウロコの方は樹木上では見かけないようです。
先に触れた木の幹にいる奴は顔面が茶色一色でしたが、こちらはなかなかカラフルです。
同じ場所にいたので多分これが幼虫でしょう。体長約2mm。
この種も斑紋の変異は大きいようです。撮影倍率は1枚目と同じです。
(2012.08.10・明石公園)
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