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2012年9月20日 (木)

ショクガタマバエ?の幼虫とクロトゲマダラアブラムシ

コナラの葉裏で見つけた光景です。

Dsc_3463
アブラムシはクロトゲマダラアブラムシだと思いますが、よく見ると死んでいます。2匹の黄色い幼虫はショクガタマバエのようなので、こいつに殺されたんでしょうか。

Dsc_34772
タマバエ幼虫がアブラムシを食べている(吸っている)のだろうと思ったのですが、どうもそのような動きが見られません。撮影のために葉をつまんでいるせいでしょうか。多分、食事の邪魔をしたんでしょうね。

(2012.09.07・明石公園)

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コメント

おそまきながら、ショクガタマバエの食事作法について。
「幼虫は口器でアブラムシの脚節間部を刺し、唾液腺から毒素を注入して麻痺させ、ついで胸部をつき刺す。アブラムシは毒液を注入された後2分以内に麻痺し、10分以内に体組織が溶解するので、幼虫はそれを摂取する。」というドイツ文献の解説文がありました。
アブラムシの体は新鮮で充分膨らんでいるので、麻痺して体組織が溶解しつつある状態なのだと思います。

投稿: ezo-aphid | 2014年9月27日 (土) 08時03分

ezo-aphidさん、こんばんは。
なるほど、まず脚を攻撃して動きを止めるんですね。いくらアブラムシが無防備で動きも遅いと言っても、更に小さくて弱々しい小さなウジムシが獲物にするにはそういう秘策が必要なんでしょう。それにしても10分以内に体組織が溶解するとは、微小な世界の出来事とはいえちょっと不気味ですね。興味深いお話をありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2014年9月27日 (土) 20時15分

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