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2012年9月11日 (火)

ヤノクチナガオオアブラムシとトビイロケアリ

エノキの幹に集まっていたヤノクチナガオオアブラムシです。

Dsc_2945
その間を走り回っているのはトビイロケアリ。

Dsc_2987
暑さと雨不足のせいか、見ていてどうも甘露の出が悪いような気がします。

Dsc_3007
名前どおりの長い口吻。

Dsc_3018
口吻の先に細い口針がちょっと覗いていますが、実際に植物体に入っていくのはこの口針だけです。
この写真では大小2匹の個体で口吻の長さにずいぶん差がありますが、この部分も伸び縮みするんでしょうか。

(2012.08.30・奥須磨公園)

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コメント

こんばんは。
4枚目のお写真の口吻の違い、私も気になっておりました。見た目、伸縮しそうですが、そうなら驚きです。

投稿: BABA | 2012年9月11日 (火) 22時18分

BABAさん、こんばんは。
写真を見ていると、トランジスタ・ラジオのアンテナのように入れ子式の構造になっているようにも見えますね。或いは個体によって、または齢によってもともと長さが違うとか・・・?

投稿: おちゃたてむし | 2012年9月11日 (火) 23時01分

こんばんは。

自分のたぼけた写真のクチナガオオアブラムシを見慣れているので、クリアな画像に目の前のくもりがとれた感じです。
口吻に長さが違うのがあるとは気がつきませんでした。

近所のクチナガオオアブラムシは、アカメガシワのもコナラのも蟻道の奥に隠れています。
蟻道がない集団は、アブラムシが新天地を開拓した所にアリたちが寄って来たということでしょうか。

投稿: 夏子 | 2012年9月12日 (水) 23時10分

夏子さん、おはようございます。
この写真を撮った時はすぐ横に立派な蟻道もあったのですが、周囲の剥き出しの場所にも沢山の集団が出来ていました。
人口過剰で溢れだしてきたという事でしょうか。
別の公園のエノキではこのアブラムシはクロクサアリと一緒に大きな集団を作っていますが、その場合は蟻道は見られません。
他の種についてはあまり観察していないのですが、アブラムシを蟻道の中に連れて入るのはアリの都合で、アブラムシにとっては必ずしも必要ではないのかも知れませんね。

投稿: おちゃたてむし | 2012年9月13日 (木) 07時09分

こちらのブログに掲載されている
トビイロケアリの写真のテレビ番組内での使用について
お願いがございます。詳しくはメールで連絡をとらせていただけると
ありがたいです。よろしくお願い申し上げます。

投稿: 藤井 | 2019年4月24日 (水) 11時39分

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