カタカイガラムシの一種と寄生蜂
トベラの葉の裏にキイロシリアゲアリが集まっていました。何が目当てだろうと思って数枚撮ってからモニタで確認すると・・・。
画面右の方、カタカイガラムシの殻から寄生蜂らしき顔が覗いているのに気がつきました。
とりあえずそのままの倍率で数枚撮影。(上の2枚はトリミング)まだ時間がかかりそうなので、もう少し倍率を上げてからファインダを覗いてみると・・・。
倍率変更のため目と手を離した僅かの間に、残念、もぬけの殻になっていました。おそらく、すでに脱出の準備は整っていたものの周囲を徘徊するアリを恐れて出るに出られなかったのが、ちょうど私が干渉したためにアリ共に隙が出来た機会を捉えて素早く抜け出してしまったのでしょう。
さて、このハチの正体は?
(2012.10.16・明石公園)
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コメント
うーん、何がすごいって、一番上の写真で黒いモノが、寄生蜂の頭と分かるところですね。アリの頭の半分以下ですよね。
アリの方は結構寄生蜂に興味を持っているように見えますね。
投稿: tukik | 2012年10月28日 (日) 18時05分
tukikさん、こんばんは。
ファインダーを覗いている時にハチの存在に気付かなかったのが我ながら情けないです。
今回は、その場でモニタを見て気付いたからまだ良かったのですが、帰宅してパソコン画面の片隅で初めて予期せぬ面白いものを発見したりしても後の祭りで、悔しいですね。
アリたちはカタカイガラムシの甘露が目当てで集まっていたんだろうと思いますが、妙なところから顔を出したハチをどんな風に認識していたんでしょうか。少なくともハチとっては恐ろしい存在だったでしょうね。
投稿: おちゃたてむし | 2012年10月28日 (日) 20時19分