ウスイロチャタテ科2種(クリイロチャタテとEctopsocus ?briggsi)(改題)
* 2012.12.18・追記とタイトル変更 *
psocodeaさんから、その1.はクリイロチャタテEctopsocopsis cryptomeriaeで間違いなく、その2.は特徴が合致する普通種としてEctopsocus briggsiが該当するとコメントをいただきました。タイトルに種名を(その2.は一応?付きで)入れておきます。
アオギリの落ち葉に潜んでいたチャタテムシ2種です。
その1.
体長約1.6mm、翅端まで2mmのかなり小さな種です。翅脈を見ればウスイロチャタテ科のようです。マドチャタテ科の翅脈にも似ていますが、以前の記事にpsocodeaさんからいただいたコメントで、「マドチャタテが樹皮や岩の表面に多いのに対し、ウスイロチャタテは枯葉を好み、家屋内でも割と多く見られる」と教えていただきました。
その2.(Ectopsocus.sp)
こちらは昨年も同じ場所で見つけたEctopsocus sp.のようです。体長約2.4mm、翅端まで2.8mmで昨年の個体とほぼ同じですが、腹部がかなり太っています。
(2012.12.12・奥須磨公園)
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コメント
1はクリイロチャタテ Ectopsocopsis cryptomeriae で間違いないでしょう.2は翅脈の末端に顕著な斑紋があって,日本でこの特徴が見られて普通種だと Ectopsocus briggsi に該当すると思います.
投稿: Psocodea | 2012年12月17日 (月) 16時29分
psocdeaさん、おはようございます。
クリイロチャタテと言えば、以前にも似たものを載せてコメントもいただいていたのに、結びつきませんでした。調べると、そらさんのところでも登場していたんですね。E.briggsiとともにタイトルに名前を掲げておきます。ありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2012年12月18日 (火) 07時40分