スカシチャタテ
枝に残ったままクシャクシャになったヤツデの枯葉の中から出てきたチャタテムシです。吉澤先生の翅脈図に照らし合わせれば、スカシチャタテ Hemipsocus chloroticus (スカシチャタテ科)にぴったり合います。種名で検索するといつものそらさんのブログでもすでに2年前に、やはり同じヤツデの枯葉で見つかったものが紹介されていました。 その記事にpsocodeaさんから寄せられたコメントによれば、同科で「もう一種日本にいるが南西諸島でしか採れていなくて、翅の模様も明確に違う」とのことですから、下の写真もスカシチャタテと確定してよさそうです。


よく乾燥したヤツデの枯葉は拡げようとするとパリパリ音を立てて振動するので、折角おとなしく眠っていた(?)虫もその上で跳びはねて目を覚ましてしまうので困ります。体長2.9mm、翅端まで4mmくらいです。
(2012.12.24・学が丘北公園)
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コメント
あたりです.
今年最後のチャタテムシでしょうね?また来年も楽しみにしています.クツゾコチャタテは3世が出てきています.
投稿: Psocodea | 2012年12月28日 (金) 09時21分
psocodeaさん、こんばんは。
明石出身のクツゾコ(コナ)チャタテが順調に子孫を増やしているとのこと、嬉しいお知らせです。Twitterの有翅虫や交尾の写真も拝見しました。最先端の研究に貢献する日も間近ですね。ところでezo-aphidさんご提案のこの和名はすでに定着しているんですか?
今年は本当にお世話になりました。来年もよろしくお願いします。psocodeaさんをあっと驚かせるようなものが撮れたらいいのですが・・・。
投稿: おちゃたてむし | 2012年12月28日 (金) 20時46分