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2012年12月 9日 (日)

カタカイガラムシの一種

トベラの葉の裏にたくさん着いていたカタカイガラムシの一種です。

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画面下の大きいもので体長約1.5mmです。たくさんいた中でこれでも大きい方ですが、幼虫でしょうか。

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こちらは透明の外殻の中に何かの蛹が入っているように見えます。足や翅芽のようなもの、また左上には二つの赤い目のようなものも認められるので、寄生虫か、あるいは有翅の雄かもしれないと思うのですがよく分かりません。外殻の長さが約1.8mmあります。

(2012.11.29・明石公園)

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コメント

こんばんわー。
前回のクロガネモチ(2012.03.02)と同様ですが、カイガラムシ図鑑で概観の区別ができるのは雌成虫か卵のうに限られています。
そこで、図鑑の情報(寄主樹木・分布・越冬ステージ)から推定して、ミカンワタカイガラムシだろうと考えました。1980年当時の知見ですが、近畿には普通に分布し、しばしばトベラに大発生する、とあります。雌成虫の体長は3.5-5.0mm、年2世代で、終齢幼虫で越冬、5月後半に卵嚢を形成するとのことです。

投稿: ezo-aphid | 2012年12月10日 (月) 18時32分

ezo-aphidさん、おはようございます。
やはりこれは幼虫なんですね。トベラにミカンワタカイガラムシがよくつくことは聞いていたのですが、成虫らしきものは未だに見たことがありません。多分その出現時期にはいろいろ他の虫が出てきて目移りするので見逃しているんでしょう。来春には忘れずに確認したいと思います。卵嚢も見たいですね。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2012年12月11日 (火) 06時42分

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