タマゴクロバチ亜科の2種(Idris sp.とTelenomus sp.)
同じ1枚のツバキの葉裏にいたいた2種のタマゴクロバチです。どちらも採集してCombineZPで深度合成しました。
その1.Idris sp.
クモタマゴクロバチ属(Idris属)は以前の記事に体色の黒いのと黄色いのとの2種が登場していますが、今回のものはその中間くらいの色で、ひと回り小ぶりです。触角の先が球桿状なのは雌だそうです。
後にぼんやり写っているのはアズチグモの幼体(多分)です。
その2.Telenomus sp.
以前の記事のTelenomus euproctidisに似ていますがより小型で触角の節数も一つ多い(11節)ので別種でしょう。以前ひげぶとさんに教えていただいたところでは日本産Telenomusの触角は多くが雌11節・雄12節で、雌10節・雄12節という種もいくつかあるそうですから、これは雌ということになります。HepotaさんのところのTelenomus acrobatesにより近そうです。
(2012.12.24・学が丘北公園)
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