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2013年1月 5日 (土)

タマゴクロバチ亜科の2種(Idris sp.とTelenomus sp.)

同じ1枚のツバキの葉裏にいたいた2種のタマゴクロバチです。どちらも採集してCombineZPで深度合成しました。

その1.Idris sp.

クモタマゴクロバチ属(Idris属)は以前の記事に体色の黒いのと黄色いのとの2種が登場していますが、今回のものはその中間くらいの色で、ひと回り小ぶりです。触角の先が球桿状なのは雌だそうです。

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後にぼんやり写っているのはアズチグモの幼体(多分)です。

20121224_idrisa

20121224_idrisb

20121224_idrisc

その2.Telenomus sp.

以前の記事のTelenomus euproctidisに似ていますがより小型で触角の節数も一つ多い(11節)ので別種でしょう以前ひげぶとさんに教えていただいたところでは日本産Telenomusの触角は多くが雌11節・雄12節で、雌10節・雄12節という種もいくつかあるそうですから、これは雌ということになります。HepotaさんのところのTelenomus acrobatesにより近そうです。

_dsc1126

20121224_telenomusa

20121224_telenomusb

20121224_telenomusc

(2012.12.24・学が丘北公園)

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