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2013年1月30日 (水)

セスジチビハネカクシ

湿った落ち葉をひっくり返しているとこんな甲虫が出てきました。鞘翅が短い甲虫と言えばまずハネカクシ科ですが、体型がどうもそれらしくありません。それでもとりあえずその線で調べることにして甲虫図鑑を開いてみると、意外やハネカクシ科はこの種から始まっていました。セスジチビハネカクシ Micropeplus fulvus japonicus Sharp で間違いなさそうです。
説明によれば、この種の属するチビハネカクシ亜科は形態的に他の亜科とはかけ離れているため独立の科として取り扱われることもある 、と言うことです。道理でちょっと毛色が違うはずです。

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体長約2.5mmと小さい体ですが、昔の甲冑を思わせる無骨ないでたちが魅力的です。

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同じ落ち葉にもう1匹くっついていました。体長はほぼ同じです。黒っぽい体にこびりついたような茶色いものは鱗片か、それともただの汚れでしょうか。最初の個体より雌は顔の先が尖らずに丸まるそうなので、2匹とも雄ですね。

(2013.01.18・奥須磨公園)

 

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コメント

どうやら当たりのようですね。
日本からは隠岐の島のokiensisを含め1990年では7種の記録があります。 6種の報告( ci.nii.ac.jp/naid/110003500169 を参照)や東京農大農学集報10(3)69p.などと絵合わせをすると、セスジチビハネカクシでいいと思います。どの種も採集個体数が少ないなかで、セスジチビは多い方なのですが、関東・四国地方からの標本だけで、関西からの記録はありませんでした。
ハネカクシ科には意外な形の種がいますねー。昨夏に、ヒョウタンハネカクシを採りましたが、ゴミムシ科の図版をしばらく探し回り、疲れ果てて(たまたま)ゆきあたりました。

投稿: ezo-aphid | 2013年1月30日 (水) 16時30分

ezo-aphidさん、おはようございます。
ご確認ありがとうございます。日本に7種もいるとは思いませんでした。「間違いなさそうです」などと書いてしまいましたが、合っていて良かったです。図鑑の同じ頁でヒョウタンハネカクシも見ましたが、確かにどう見てもゴミムシですね。

投稿: おちゃたてむし | 2013年1月31日 (木) 06時41分

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