ヒメコバチ科 Sympiesis 属の一種
昨日に続き金属色に輝くコバチですが、残念ながらこのハチも2年前に一度ヒメコバチ科 Sympiesis sp. として登場しています。
ヤツデの葉裏で見つけた時はこのような姿勢で一瞬何か別の虫かと思ったのですが、すぐにお尻を下げてしまいました。
翅に特徴的な斑紋があります。
ほっそりした体に大きな目、なかなか優美な姿だと思います。体長約2.5mm。
以下、CombneZPによる深度合成です。乾燥のせいか腹部が凹んでしまったのが残念です。
(2013.01.04・松陰新田)
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コメント
今晩は。ヒメコバチでも尻上げするんですね。
メダカハネカクシを思い出しましたが、同じ意味があるんでしょうか。
ハネカクシの方は真っ黒なので、糞への擬態かと思っていましたが、
コバチは羽までいっしょに上げて、死んだふり?でしょうかね。
投稿: tukik | 2013年1月22日 (火) 22時44分
tukikuさん、おはようございます。
このような姿勢は葉裏で越冬中のハチ類では時々見かけますが、なんのためでしょう。こちらに気付くとお尻を下ろして歩き始めることも多いですから威嚇ではないと思います。お尻を上げて歩き回るハネカクシやアザミウマも見たことがありますが、それぞれ別の理由があるのかも知れませんね。
投稿: おちゃたてむし | 2013年1月23日 (水) 06時44分