ハラビロクロバチ科Synopeas属の2種
ちょうど2年前に掲載した、腹部の先が妙な形に伸びたSynopeas属の一種ですが、なぜかこの冬は例年より頻繁に目にしています。前回の記事ではあまり良い写真がなかったので再度の登場です。「その1」は前回の種との違いが見当たりませんが、「その2」はやや小型で腹部の形や脚・触角の色も違うので別種だと思います。
その1.
カクレミノの葉裏の、葉脈の間に出来た窪みに蹲っていた匹2匹です。1匹持ち帰って深度合成してみました。
触角が折り畳まれてよく見えないのが残念です。(標本写真は ConbineZPで深度合成)
その2.
こちらは深度合成画像のみです。採集時には触角が片方欠けていることに気付きませんでした。古いレンズのテストのつもりで撮影したもので、ちょっと解像度不足です。( ConbineZPで深度合成)
(その1.2012.12.24・学が丘北公園で撮影、採集 )
(その2.2012.10.29・明石公園で採集 )
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コメント
あけまして、おめでとうございます。
正月休みは、ばたばたして、やっと今日から動き始めました。
このハチもすごい形ですね。ハラビロクロバチ科は1回しかみたことがありません。
私には小さすぎて、家でパソコンで確認するまで、気がつかないと思います。
今年も、面白い写真をたくさん見せて下さい。
投稿: tukik | 2013年1月 4日 (金) 22時17分
tukikさん、あけましておめでとうございます。
年末年始のお休みは人さまより長い方なんですが、やはり雑用が多くて虫撮りもあまりできませんでした。
このブログもそろそろネタ不足が深刻になってきていますが、とりあえず向こう1年間なんとか乗り切りたいと思っています。今年もよろしくお願いいたします。
投稿: おちゃたてむし | 2013年1月 5日 (土) 08時27分