エボシミジンコの一種(Evadne ?nordmanni)
海のミジンコの一種です。 これも3年前に一度出していますが、今回は動画も撮ったので再登場です。昭和41年発行の「海水プランクトン図鑑」によればエボシミジンコの仲間は3種しかいないようで、その中で写真の種は体長などからノルドマンエボシミジンコ Evadone nordmanni ではないかと思います。たくさん採れましたがこの時期には雄は出ないのか、雌ばかりでした。
育房の中に子どもが見えますが、まだあまり発育していません。
こちらの個体は大きく成長した子どもたちで育房がはちきれそうです。
次の動画では巨大な複眼がキョロキョロ動いているのや心臓の拍動、育房内の子どもがごそごそ動くのが見られます。
(2013.02.05・西舞子海岸で採集)
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コメント
こんばんは。動画楽しませてもらいました。写真ではあまり分かりませんでしたがミジンコの張ったボディラインが完璧な美しさで唸りました。不思議な世界ですね
投稿: BABA | 2013年2月21日 (木) 21時44分
BABAさん、おはようございます。
よく見るミジンコ類の写真や図は真横からのものですが、自由に泳いでいる時は体を立てているので真上から見るとだいぶ違った印象になりますね。
坂田明さんがまたミジンコの本を出されたらしいので買ってこようと思っています。
投稿: おちゃたてむし | 2013年2月22日 (金) 06時37分