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2013年2月17日 (日)

アオツヤキノコゴミムシダマシ

朽ち木の樹皮を剥がすと出てきました。以前枯れ木に生えたキノコに集まっている写真を掲載したアオツヤキノコゴミムシダマシだと思います。

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体長も前回と同じ5mm足らずで、やはり頭の角の長いものと短いものが混じっています。

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ひっくり返してみました。これは角の長い方です。

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これは角の短い方。こっちが雌だと思っていたのですが、腹部辺りなどは全く同じように見えるのでこれも雄でしょうか。図鑑には雄の頭部に角状突起があることは記されていますが、雌については触れられていません。雌には突起が無いのか、短くても存在するのか、そこが知りたいのですが。

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こちらは明らかに雄でしょうね。

(2013.02.08・学が丘北公園)
 

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コメント

ゴミムシダマシのPlatydema属のツノについては、北隆館も保育社もオスのツノについてしか言及していないので、私個人としてはメスにはツノが無いという認識でした。しかし、メスにツノは無いにしても、種によってはコブ状の隆起はあったりするかもしれません(海外のPlatydema属や近縁の別属ではそういう種も見られました)。そして、オスのツノの長さにかなりの個体差があるのと同様に、メスの場合もツンツルテンなものから隆起が大きくてツノと見間違えそうなものまで個体差があったりするかもしれませんね。海外のサイトで、ツノがあるアオツヤの標本が「not sexed」と書かれているのを見たことがありますが、これも紛らわしい個体が居るからかもしれません。私が過去に撮った個体にも、ツノと考えていいのか隆起と見ていいのか分からない個体が居ましたが、性別をチェックし忘れてたのが悔やまれます。
とりあえず、Platydema属のツノについては興味深いので、今後はもれなく採集して、ツノの有無と性別の確認、ツノの長さと体長の関係をチェックしていこうと思います。
ちなみに、Platydema属の場合、メスの体長はオスよりも小さめになるようです。なので、前回の撮影個体のうち、4ミリ弱のツノ無しがメスで、それ以外の2個体がオスかもしれませんね。ツノの長さは(おそらく)かなり大きな個体差がありそうです(折れることもけっこう多い?)。
図鑑にオスのツノの記載があるのは、種の検索が主にオスのツノの特徴で行われることにも因るようです。メスどうしでは、おそらく種を見分けるのが困難なんでしょうね。

投稿: フッカーS | 2013年2月22日 (金) 02時58分

フッカーSさん、おはようございます。
詳しい情報をありがとうございます。さすがによく調べておられますね。
このゴミムシダマシについては、角の長さに連続的な変化があるかどうかもポイントだと思います。私は採集もしないしそれが分かるほどたくさんの個体を見ていませんが、角が長いのと短いのがはっきり分かれていてその中間の個体が見つからなければやはり長いのが雄、短いのが雌と判断できるでしょう。角(突起)の全く無い個体がいるのかどうかも気になります。長い角を持つものから全く存在しないものまで連続的な変化があるとしたらちょっと難しいことになりますが。
これまであまり考えたことが無かったのですが、甲虫の中でも雄の顎が大きいとか角があるとかいった性差の存在しない種の雌雄の判別は交尾でも見るか解剖するしかないんでしょうかね。

投稿: おちゃたてむし | 2013年2月22日 (金) 07時19分

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