ミノオキイロヒラタヒメバチ
このハチは20年ほども前に一度だけ、六甲山で撮影したことがあります。その頃は数冊の図鑑しか参照するものが無くてヒメバチ類などはまず名前の分からぬものとあきらめていましたが、このハチだけはよく目立つ斑紋が図鑑の標本写真とぴったり一致し、親しみの持てる和名(ミノオ=箕面、でしょうね)とともに印象に残っていました。インターネットを利用するようになってハンマーさんのブログなどあちこちのサイトでこのハチの写真を見かけるようになりましたが、実物には長い間ご無沙汰でした。
20年ぶりのミノオキイロヒラタヒメバチはツバキの葉裏に貼りついていました。体長約9mm。ハンマーさんの写真では2倍近くも体長差のある個体が仲良く同じ葉で越冬していますが、この個体は中くらいでしょうか。
ネット上で見る写真もほとんどこの態勢ですが、夏場はどうしているんでしょうか。
(2013.01.08・奥須磨公園)
| 固定リンク
「膜翅目」カテゴリの記事
- モチノキタネオナガコバチ(2019.07.27)
- ナガコバチ科の一種(?Metapelma sp.)(2019.07.23)
- ウスマルヒメバチ亜科の一種(Lissonota sp.)(2019.07.18)
- フサトビコバチの一種(?Cheiloneurus sp.)(2019.07.12)
- アミメアリ(2019.07.04)
コメント