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先日のヒルガタワムシと同じく淡水でごく普通に見られる仲間です。 体の後部に卵をくっつけています。前の方に見える赤い点は眼点です。この仲間は体が2枚の被甲に覆われていて、種の同定にはこの被甲の形(前後の突起の形や数など)が重要なのだそうですが、生きている時は通常前端から輪盤を出して拡げているので被甲の形がよく見えません。図鑑などの写真では薬品で固定した(つまり死んだ)状態のものを使っているのでその形がよく分かります。次の動画では体の中で咀嚼器が文字通り顎のように盛んに動いているのや、被甲の後部の穴から足を出し入れしているのが見られます。
()2013.02.21・明石公園で採集)
2013年3月 6日 (水) 淡水プランクトン | 固定リンク
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