ナラムネアブラムシ
コナジラミと思って撮ってみると違っていました。いつも見ているそよかぜさん、tukikさん、それにちょうど今朝のBABAさんのブログでは深度合成画像付きで紹介されたナラムネアブラムシ Parathoracaphis setigera のようです。アラカシの葉裏に疎らについていました。
そよかぜさんの記事によればこれが無翅形胎生の雌で、脚も触角も腹面にあって背面からは見えないそうです。体長0.55~0.6mm前後くらいです。
体長0.3mmほどの幼虫らしきものも歩いていました。
出産中のものもいました。
約15分後。卵殻が脱げて脚や触角が出てきています。
大きさの違う3個体を同じ倍率で並べてみました。体長は左から約0.63、0.49、0.32mmです。中央の個体の背中にテープを貼ったように見えるのは何でしょう。
(2013.03.22・明石公園)
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コメント
おはようございます。
撮影日時も同じでしたね(^^;;子虫の脚が出る瞬間を待ち望んでおりましたが、おちゃたてむしさんの所で見る事が出来ました、納得(^^
投稿: BABA | 2013年3月24日 (日) 08時45分
BABAさん、おはようございます。
ずっと待っていたわけではないんですが、しばらく周りの別個体や幼虫を撮影した後でもう一度見るとちょうどこんな状態になっていました。
他の虫では卵しか産まないので、アブラムシの出産は面白いですね。
投稿: おちゃたてむし | 2013年3月25日 (月) 06時36分