アカイボトビムシ属の一種(Lobella sp.)
朽木の虫が続きます。
つい先日BABAさんのところにも登場した赤いトビムシで、イボトビムシ科のアカイボトビムシ属 Lobella だと思います。
上2枚は同じ個体、同じ倍率ですが体が伸び縮みするようで、下の状態で体長1.4mmくらいです。鮮やかな紅色で歩くのが遅いのも遅く、見つけやすく撮りやすいトビムシですが、何でこんなに目立つ色をしているんでしょう。
同じ個体。目は2個から4個の小眼からなるそうですが、小さ過ぎて解像できません。BABAさんところのは触角の先が白くなっていますがこちらは先まで紅色です。
樹皮をめくった時ひっくり返っていた別個体で、体長約0.8mm。跳躍器が見えませんが、この仲間では退化しているそうです。こちらは触角の先が白っぽいようですが個体差か、あるいは成長段階の違いでしょうか。
(2013.03.26・学が丘北公園)
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コメント
こんにちは。
アコーディオンのように伸び縮みするので、あのような皺のある体なんですね。面白いです。それにしても目に焼き付く発色ですね(^^
投稿: BABA | 2013年4月 7日 (日) 16時44分
BABAさん、こんばんは。
このところBABAさんの後追い記事ばかりですみません。
こんな虫の体長はどこで決めるんでしょうね。標本にすればまた違ってくると思いますし。
投稿: おちゃたてむし | 2013年4月 7日 (日) 20時27分