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2013年4月26日 (金)

ヘリグロテントウノミハムシの産卵

* 2013.04.26・記事とタイトル訂正 *

種名を誤っていました。「テントウノミハムシ」を「ヘリグロテントウノミハムシ」と訂正します。

仕事場近くの小緑地のヒイラギモクセイの新葉に産みつけられたヘリグロテントウノミハムシの卵です。

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穴だけ残っている部分は既に幼虫が孵化した跡でしょうか。

_dsc6796
長さ0.9mmくらいです。

_dsc6727
こちらは交尾中の成虫。雌はせっせと芽を齧っています。


一度だけですが産卵も見られました。

_dsc68662
まず葉の裏をしばらく齧っています。

_dsc6872
体の向きを変えて・・・。

Tentounomihamushi

卵はほんの数秒で排出されました。

_dsc68802

産みつけられたばかりの卵です。

(2013.04.17・神戸市中央区)
   

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鞘翅目」カテゴリの記事

コメント

ふ~む、はめ込み式なんですかー。
(先日のノミゾウなどのように)幼虫は組織内を食べ進むので、卵を埋めこむのがいいんですね。ゾウムシほどには口器や産卵管(?)が特化してないので、やむを得ず浅い所に産みつけてる、そのかわり分泌物(?)で被覆して(乾燥や捕食から守って)おくといったところでしょうか。 それにしても、自分の卵サイズを知ってるような齧り痕ですねー。

投稿: ezo-aphid | 2013年4月26日 (金) 08時02分

ezo-aphidさん、こんばんは。
私にはそこまで思い及びませんでしたが、おっしゃる通りの事情なんでしょうね。
産卵はあまりにそっけないので、先に葉を齧るところを見ていなければ糞でもしたのかと思ってしまいそうです。
種名を間違えていたので訂正しました。

投稿: おちゃたてむし | 2013年4月26日 (金) 21時01分

1枚目の「穴だけ残っている部分」はナゾですねー。
孵化幼虫がそこで潜らずに移動したのなら、表面の分泌物が残っていてもよさそうです。雌が産卵しなかった?、卵が(捕食者に)さらわれた? という解釈もできますが・・・・・。

投稿: ezo-aphid | 2013年4月26日 (金) 22時41分

ezo-aphidさん、おはようございます。
実は私もちょっと気になったもので周囲を探してみたのですが孵化幼虫らしきものは見当たりませんでした。雌が産卵しなかったということはあり得るような気がします。孵化幼虫が最初どんな風に食べ進んでいくのか、機会があればよく見ておきたいと思います。

投稿: おちゃたてむし | 2013年4月27日 (土) 06時34分

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