ハヤシクロヤマアリの綱引き
伐採木の上を2匹のアリがイモムシを運んでいました。
2匹は同種で多分同じ巣の働きアリだと思うのですが獲物を運ぶ道順について意見が異なるようで、お互い反対方向に引っ張って譲らず、その結果獲物は僅かな距離を行ったり来たり。どちらかに加勢でも来ない限り日が暮れるまで綱引きを続けていそうな情勢でした。
イモムシの前部をくわえた方。1枚目とは反対側から撮っています。
こちらはお尻に齧りついています。どちらもたくさんのダニをくっつけています。
撮影時はクロヤマアリ Formica japonicaだと思っていたのですが写真を見てハヤシクロヤマアリ F.hayashiと判断しました。腹部背面のビロード状の光沢や腹部第2節背面上に剛毛がない、等の特長で区別できるそうです。
(2013.04.18・学が丘北公園)
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