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2013年5月 7日 (火)

ヒメガガンボ亜科の一種・産卵

ひとしきりにわか雨の降った後の濡れた石垣の上を小型のガガンボがたくさん飛び回っていま。その中で一組の雌雄が濡れた石の表面を繋がったまま歩き回り、腹端で石を叩くような動作を繰り返していました。産卵しているようです。

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動きが素早く、すぐに飛び去ってしまったのでどうにかピントの合った写真はこれしかありません。

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別個体ですが同種だと思います。頭端から翅端まで約8mm

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翅脈が分かるようにトリミングしています。いつものMNDの翅脈図で近いものを探すとヒメガガンボ亜科のPseudolimnophila、Prolimnophila、Austrolimnophila、Limnophilaあたりがよく似ています。九大目録を調べると後2属が登録されていて、特にLimnophila属には58種も含まれているので可能性が高いのではないかと思います。もちろんMNDに図示されていない別属なのかも知れません。

(2013.04.26・姫路市 増位山)
 

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コメント

なるほど、Limnophilaには沢山の亜属があるので、翅脈にも多少の変異はありそうですね。
同亜科同族(Hexatomini)のHexatomaの(たぶん)新種について「田中川さん」のレポートをご覧になったでしょうか? 「 飛ばないハエ Hexatoma 」と検索すると、「一寸のハエ・・・・」で見られます。飛べない雄とよく飛ぶ雌が、河川中流の砂地で見つかっていて、雌たちは水際の濡れた砂粒に、黒い卵を点々と産みつけています。Limnophila属の幼虫尾節部分がMNDの84図に載っていますが、これはHexatoma属も同じで、第7腹節が膨らんでいて、砂中移動の足場や流れどめとなっているようです。

投稿: ezo-aphid | 2013年5月 8日 (水) 20時56分

ezo-aphidさん、おはようございます。
「一寸のハエ・・・」の記事は見ていませんでした。雄の方が飛べないとは、変った習性を持つガガンボがいるものですね。卵も見つかったと言うことですが、私も成虫の去った後の石の表面を探せば見られたかも知れないと悔やまれます。変った形の幼虫も見たいものですね。いつも適切な情報を紹介していただきありがとうございます。

投稿: おちゃたてむし | 2013年5月 9日 (木) 06時41分

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