モンキゴミムシダマシ・交尾と産卵
一昨年にもこの虫の産卵風景を出していますが、衰弱したサクラの幹に生えた多孔菌に群がったモンキゴミムシダマシです。
産卵中の雌に近づく一匹の雄。
突然こんな姿勢をとりました。交尾を仕掛けるタイミングを見計らっているのか、この器用な姿勢でしばらく止まっています。
やがて腹端から交尾器を伸ばしながら雌に覆いかぶさります。
交尾が始まったようです。
こちらは産卵中の別の雌。
時々産卵を中断して目の前のキノコを齧ります。
産卵が終わると、産みこんだ卵の上を後脚のかかと(脛節の先端、ふ節の付け根)でとんとん叩いて踏み固めるような動作をしばらく続けていました。
こちらはまた別の雌雄です。
雌雄どちらも同じような顔をしています。
(2013.06.17・明石公園)
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