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2013年6月 8日 (土)

タマバエ科の一種(?Trisopsis sp.)(改題)

* 2013.06.09・追記とタイトル修正 *

ezo-aphidさんがMNDの検索表を読み解いて下さったところ、Trisopsis属と同様の複眼(3枚目と5枚目の写真)をもつ属が全部で4属あるそうです。国内にはその中でTrisopsis incisaというコナカイガラムシ捕食性の土着種がいるということなので、タイトルにはひとまず?Trisopsis sp.として属名を加えておきます。詳しくはezo-aphidさんのコメントをご覧下さい。

一面に白い菌類に覆われた枯れ枝で見つけた小さなハエです。

_dsc0485
タマバエ科の一種だと思います。体長約1.2mm、翅端まで約1.5mm。

_dsc04852
1枚目の一部をトリミングしたものですが、翅が長い毛に覆われていて翅脈がよく見えません。

_dsc0501
平均棍にまで長い毛が生えています。

_dsc0512

_dsc05124  
大きくトリミングしているので不鮮明な画像ですが、頭部を横から見ると上面にある一対の複眼の他に(それと不連続に)下面にも複眼が存在するように見えます。 MNDのタマバエ科 Cecidomyiidae の項目に
Trisopsis sp.としてよく似た頭部の正面図が載せられているのですが、同属の翅脈図などは出ていません。この形の複眼がこの属だけの特徴であればこれで決まりということになると思うのですが、検索表は私の手に負えず、属名で探しても参考になる画像も見つからないので、とりあえずタマバエ科の一種としておきます。

(2013.05.31・明石公園)

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コメント

こんばんわ。小さいですねー。
タマバエの検索表では、爪や触角の形など微細な形質が使われてるので、顕微鏡標本を見ないと項目をたどることはとても難しそうです。翅脈はかなり単純そうなので、MNDの「35 Thecodiplosis」に近いものだろうと思います。
MNDの検索表で、「149 頭部には(背側面の個眼欠失により)3つの複眼がある」という項目以下には、Tropidiplosis, Odontodiplosis, Adiplosis, Trisopsis の4属があります。このうち、どれが国内分布するのか調べたところ、Trisopsis incisaというコナカイガラムシ捕食性の土着種がいる、ということがわかりました。専門家のご指摘を期待しつつ「?Trisopsis sp.」という表題も悪くはないかと・・・・。

投稿: ezo-aphid | 2013年6月 8日 (土) 22時16分

ezo-aphidさん、おはようございます。
大変お手数おかけしました。
複眼が4つ、と思いましたが上面の左右が接した複眼は一つと数えるんですね。同様の複眼を持つのは4属ですか。Trisopsis incisaは天敵としていくつかの農業関係のサイトで取り上げられているのを見ましたが、詳しいことが分かりませんでした。お勧めにしたがって疑問符付きで属名を掲げておきます。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2013年6月 9日 (日) 06時43分

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