マルツノゼミ
マルツノゼミは過去に2度(2011.09.21、2012.07.23)出していますが、今回も含めてすべて同じ公園の同じイヌビワの木で撮ったものです。イヌビワは園内いたるところに生えているのですが、このマルツノゼミはなぜか毎年この特定の1本にはたくさん発生するのに他の木ではほとんど見た記憶がありません。他の場所では他の樹種でも見ているのですが、自分が生まれた木に帰ってきて産卵する傾向が強いのでしょうか。この日はちょうど羽化の最盛期だったのか、多くの葉の裏で脱皮殻と成虫が見られました。
複眼の後方の白い部分は蝋物質の分泌によるもので、未成熟個体にはそれが見られないと言うことです(2012.07.23の記事へのezo-aphidさんからのコメント)。つまり左は成熟個体で右はやや未成熟ということでしょう。大きさの違いは雌雄の差でしょうか。
(2013.07.17・明石公園)
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