アルゼンチンアリとヒロヘリアオイラガ幼虫
サクラの葉裏に数匹かたまったヒロヘリアオイラガの若齢幼虫の上になにやら小さな虫が乗っています。ひょっとして寄生バチか、と期待しましたがただの(?)アリでした。
アリの姿勢を見て最初は死んでいるのかと思いましたが、見ていると脚や触角を動かしています。
以前に同じ場所で撮ったことのあるアルゼンチンアリでしょう。
上の写真の一部拡大ですが、アリの大顎は毛虫の肉質突起に突き刺さっているように見えます。どうやら勇ましく毛虫に噛みついたものの顎が抜けなくなって動けなくなっているのではないかと思います。
攻撃性の強いアリとは聞いていましたが、単身でこの巨大な相手を襲ったのだとすれば天晴れと言うべきでしょうね。
(2013.07.10・神戸市中央区)
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