コカスリウスバカゲロウ?
カクレミノの幹に3匹並んだウスバカゲロウの一種です。
よく見る種ですが夜行性なのでしょう、昼間見かけるのはたいがい薄暗い林の中で斜めに伸びた木の幹や太い枝の下面でじっとしている姿です。
これまでこの種はホシウスバカゲロウだろうと思っていたのですがあらためて図鑑やネット上の画像と見比べると翅の斑紋が一致しないようです。それではと、ネット上の画像をいろいろ探してみるとさらさんの「ご近所の小さな生き物たちフォト」に掲載されているコカスリウスバカゲロウによく似ていることに気がつきました。ただこの種名で出てくる他の画像の中にはよく似ているのもありますが別種のように見えるものもあり、どうもはっきりしません。また種の幼虫は海岸や川原の砂地で育つらしいのですが、この写真を撮った場所の近くにはどちらも存在しないのも少し気になります。ということで疑問符つきのタイトルになりました。
細かい翅脈には毛が密生しています。
アミメカゲロウ類は虹色の複眼を持ったものが多いですね。顔の正面を撮りたいのですがうつむき加減の姿勢のうえにカメラが幹につかえて頭のてっぺんしか写りません。
(2013.07.12・学が丘北公園)
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