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2013年7月15日 (月)

コブハムシ属の幼虫

エノキの葉の裏にくっついていた物体です。
5月末に出したツツジコブハムシの幼虫の巣によく似た形で、同じコブハムシ属のものではないかと思います。高さも約4.6mmでほぼ同じですが、巣の表面の質感がかなり違って見えます。この仲間は幼虫が自らの糞を塗りつけて巣を作っていくはずですが、食べ物の違いが巣の外見の違いに出ているのかも知れません。

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ちょっとお顔を拝見、と思ってそっと巣を押し倒してみましたが・・・

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なんと、そのまま巣が脱げてしまいました。
が、顔はやはりツツジコブハムシにそっくりです。

_dsc4937
前回の記事へのコメントでezo-aphidさんが教えてくださったとおり、横から見ると片仮名の「レ」の字に似た特異な体型をしています。成長に合わせて巣を拡張していくためには巣口に糞を追加し続けなければならないので、肛門を近付けやすくなっているようです。

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このままでは気の毒なので脱げた巣を傍らに置いてやると・・・

Kobuhamushi_1
器用に巣の向きを変え、予想に反して頭から巣に潜り込んでいきます。

_dsc49632
この状態でしばらくごそごそしているようでしたが・・・

_dsc49672
ようやく頭が出てきました。旧の鞘に収まってめでたしめでたし。

(2013.07.11・明石公園)

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コメント

あははっ、ヤドカリみたいですね。無事にもとの鞘に納まってよかったです。
ハムシ幼虫図鑑をみても、どのコブハムシなのか判りません。エノキを食っている種は載っていないので、食草が最も多そうなムシクソハムシなのかもしれません。それの幼虫殻は、側面の突起が目立たないらしく(同属他種ではコメントされてるのに、この種では触れられていません)、表面は植物繊維で毛羽立ち、多数の横縞を伴う、とあります。

投稿: ezo-aphid | 2013年7月15日 (月) 20時34分

ezo-aphidさん、おはようございます。
巣を脱がせてしまった時はちょっと慌てましたが、自分で元の巣に戻ってくれたのでほっとしました。
この仲間はツツジコブハムシ以外にはムシクソハムシしか撮影していないので私もこの種かもしれないと思っていましたが、巣の外見の記述が写真によく一致するので可能性は高そうですね。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2013年7月16日 (火) 07時23分

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