ヒョウタンカスミカメ属の一種の幼虫
一見アリのようなヒョウタンカスミカメの仲間の幼虫です。この属からはこれまでにホソヒョウタンカスミカメ、ミツボシヒョウタンカスミカメ、クロヒョウタンカスミカメを掲載していますが幼虫も撮影できたのは最初の種だけで、下の写真とは明らかに違います。残りの2種は成虫しか撮っていませんが、触角の配色が似ていることと撮影場所と時期が同じであることから今回の幼虫はミツボシヒョウタンカスミカメの可能性が高そうです。成虫は見つからなかったので、もちろんまた別の種なのかも知れません。
体長約2.7mmで、クサギの葉で吸汁していました。
(2013.07.17・明石公園)
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コメント
おちゃたてむしさま
サイズも色彩も「立ち姿」もアリにそっくりですね!
特に腹部の形態とツヤには脱帽です。いいものを見せていただきました。
投稿: ひげぶと | 2013年7月28日 (日) 12時34分
ひげぶとさん、こんばんは。
ほんとによく似せてますよね。虫眼鏡の助けを借りないと私の老眼ではほとんど区別がつきません。
アリグモもそうですが、ここまで見事な擬態が進化して来たということはアリに似ることによほど大きな利点があることを示すとともにそれでも見破る相手も多いということなんでしょうね。
投稿: おちゃたてむし | 2013年7月28日 (日) 20時37分