ヤノトラカミキリ産卵
3年前の記事にも出していますが、この場所で2008年に初めて見てから今年で6度目、毎年同じエノキで撮影しているヤノトラカミキリです。
同じカミキリムシでも先日のシロスジカミキリなどと比べると丸顔で大顎が目立たず、穏やかそうな顔をしています。
産卵中のようなので雌ですね。
この時はもう1匹雌雄不明なのが同じ幹のずっと高いところでじっとしていました。
産卵管が樹皮の割れ目に伸びています。
最初にも触れたように足掛け6年の間毎年同じ木で産卵を見ているのですが、不思議なことに樹皮には未だに脱出口らしき穴が見当たりません。成虫になるまでにそれ以上の年数を要するのか、それとも産みつけられた卵が成虫になるまで無事に育つ率がよほど低いということでしょうか。
(2013.07.11・明石公園)
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